最近第一頸椎が異様に圧縮されて固くなっている人が、特に若い方によくみられるようになってきたように感じます。
↑ここです!
オステオパシーではこの部位の異常は単なる肩こりや頭痛のみならず、体温、体液、血糖値、エネルギー代謝、呼吸や免疫などホメオスターシス(恒常性)乱れに大きく関わってくると考えられています。
最近激増している突発性難聴や偏頭痛、眩暈、不眠症などを筆頭に迷走神経が関与する不整脈、動悸、高血圧、食欲不振、から顎関節症まで影響を受けます。さらには上部頸椎の異変は腰痛の原因にもなり得ます。
この30数年来携帯電話の普及し始めから始まってノートパソコン、Wi-Fiルータの普及が進むたびにこの部位が影響を受けて固くなるのを見てきましたが、今回の悪化状態はこれまでに比較しても断トツに酷いように感じます。
当初は「5 Gかな?」と思ったのですが犯人はどうやら
Bluetoothワイヤレスイヤホンのようです。
BluetoothとはそもそもWi-Fiの一種で強い電磁波を発するのですが、ワイヤレスイヤホンは耳に入れるポッドの部分に電池と発信機を搭載しているので脳や脊髄がもろに影響を受けるんですね。
耳の中にWi-Fiルーターを入れているイメージですね。
スマホの電磁波については日本ではスルーされていますが海外では訴訟問題になる程危険性について多々フォーカスされています。
Apple 社もiPhoneの取扱説明書で電磁波について言及しており通話時は耳から本体を離す、あるいはイヤホンの使用をする様に推奨しています。
そもそも最近のiPhoneには以前のように有線イヤホンが付いてこなくなりましたよね。
これもワイヤレスイヤホンの普及の要因になっていると思われるのですが、とにかくワイヤレスイヤホン使用している方多いですね。
では、どうすれば良いかというと
「有線イヤホン一択」
という事になります。以前のピンジャックのイヤホンではポッドの部分から電磁波が検知されたのですが、ライトニングに代わってからは大丈夫だったので安心していたのですがね、、、
そしてさらに気を付けていただきたいのが、
「なんちゃってBluetooth]なんです。
私も知らなかったのですが、患者さんから
「安い有線イヤホンを買ったら実はBluetoothだった」
という話を聞いて調べてみたところ、なんでもポッド側に電池を入れるとコストが上がるので有線でスマホ本体から電源を取りつつワイヤレスで飛ばすという商品が結構出回っているんだそうです。
ですから有線イヤホンもしっかり調べたほうがよいですね。
Wi-FiにしろBluetoothにしろ便利なツールなのは間違いないのですが、上手に使わないと身体には確実に影響を及ぼします。
世論的には何故か「電磁波はそんなに怖くないよ」的な論調が多く見受けられますが、人のからだをマイクロレベルで日々チェックしているものから言わせてもらうと、
なるべく使わない
という事なんです。
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