異常に暑い日々が続きますね。これは今後異常気象ではなくデフォルトとなっていくのでしょう。
最近腎臓の冷えに関連した痛み、特に股関節や膝の痛みが続発しているのでお伝えしておきます。
とにかくこの暑さで屋外では大量の汗をかかざるを得ないのですが、その汗を衣類がしっかり吸収した状態でエアコンの効いた屋内に入りそのまま乾かしてしまうと、汗の蒸発に伴って体温を奪われてしまい内臓は急激に冷やされます。
その内臓の中でも腎臓は特に冷えに弱い臓器です。
先天的に腎臓が弱い方はもちろんですが、人口比率に対する腎臓疾患保有者が世界第２位の日本においては（８人に１人だそうです）この腎臓へのダメージは多くの人に影響を及ぼします。
腎臓が冷やされ続けることでやがて臓器自体の可動性が鈍り、ひどい時は下に下がってしまいます。
それに反応して背骨や骨盤も傾き始めます。各内臓はそれぞれ固有の筋肉と連動していますが腎臓は特に股関節周辺の筋肉や首すじの筋肉に影響し、骨盤の傾きとともに股関節の痛みが出たり首の違和感を感じるようになります。腎臓が疲弊することでむくみなどの循環障害、免疫の低下,副腎の影響による自律神経の乱れ、からの不眠や倦怠感など様々な問題をおこしてきます。
そこでこれらを回避するためにこの夏皆さんに励行して頂きたいのが、
こまめな汗拭きと着替えです。
かさばって大変とは思いますが、着替え用の肌着を何枚か職場にストックしておいたり持ち歩いたりして状況に合わせてこまめに着替える事でこの冷えを緩和することができます。
例えば通勤で汗をかいたらオフィスに到着してすぐにタオルで拭き着替える。汗をかいてそのまま外気との気温差10度以上のエアコンの効いた中で体温で乾かすのをやめるという事です。
買い物から帰ったらすぐに着替える。
絶対に首の後ろや背中を扇風機や保冷剤などで冷やさない。
そして着替えた後は腰回りの保温に留意することです。（女性にはキドニーウオーマーをお勧めします）
これをすることでこの時期の不調も大幅に緩和されるはずでです。
こまめな汗拭きと着替えを日々心がけてください。
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