【Wi-Fiルーターとチック症のお話】

チック症(首が不随意に痙攣する、ビートたけしさんのあれですね)が顕著な小3の男の子が来られて頸椎の強い歪みがあったのでお母様に尋ねた所、以前に顎を強く打って頭をのけぞらせる様な転び方をして、そういえばそれくらいから症状が出始めたとの事。早速その捻じれとそれに付随する何箇所かを調整したら、3回の治療でチック症が無くなり治療終了しようと思っていたら3週間程して「また、少し症状が出てきて今度は頭痛もする様なんです」と連れて来られました。

変ですね、、、だいぶ傾いていた全体の骨格はすっかりまっすぐになっているし、、、と思いながら前回治療後OKだった頸椎を触ってみると、、、

ガチガチに硬い!

これはもしや、と思いお母様に訊ねてみました。

「Wi-Fiのルーターは何処に置いてありますか?」

「?、、、息子の寝室ですけど、、、」

これまで大人の方が寝室にルーターを置いているケースしかなかったのでこれは盲点でした!

とにかくWi-Fiルーターから発せられる電磁波はとんでもない数値をマークします。この空間に寝ている間の8時間近く 身体、特に水分量の多い脳や脊髄は影響を受け続けます。子供は大人に比べて細胞の水分含有量が多いので尚更です。

電磁波環境の悪い職場で勤務されている方の背骨が、治してもまた徐々に固く歪んでくるのはその為なのです。

ただし、電磁波の影響による症状の出方は個人差があり、「全く何も感じない」という方もおられます。環境への適応能力が高いのかもしれませんが、食品添加物や薬品と同じく蓄積されていくことで将来的に不都合が起こるリスクはぬぐえません。

私が現場で感じるのは、インプラントや人工関節、歯の金属冠、骨折後の固定材など体内に金属が装填されている方が症状として出やすいという事です。メタルが電磁波のアンテナとして作用してしまうのでしょう。

いずれにせよ日本ではネット上では「そもそも地球上には電磁波はある。それに過敏になる必要はない」というような的外れな意見も多く見受けられますが、「Electro-smog」で検索すれば英文ですが膨大な情報が見つけられるはずです。

本日6週間ぶりに来られて具合を伺いました。

前回治療後Wi-fiルーターを毎日就寝時に電源を切っていたそうで

チックの症状がすっかりなくなったとの事でした。

あの首の緊張も無く、骨格のバランスもほぼとれていたので簡単な調整をして治療終了となりました。

これまでにも寝室からWi-fi ルーターを移動しただけで症状が劇的に改善した症例は枚挙にいとまがありません。

対応策として推奨順で行くと ① Wi-fiを使わない(光フレッツなどの有線が来ていればPLCというシステムで代用できます。)② 使う時だけ電源を入れる。 ③ 常時接続するのなら人間が滞在する空間からできるだけ遠い場所に置く。夜 使わない時は電源を切るか、アルミのケースにふたをして入れておく。

もちろん、枕元に目覚まし代わりにスマホは置かない (基本ですね)

いずれにしろ是非一度1週間、夜間Wi-fiの電源を切ってみてください。特に不調を感じていない方でも朝の目覚めが快調なのが実感できるはずです。

ご自身と家族の健康を願う方はご自身で更に調べて実践してみてください。

※ この画像は別の患者さんですが骨格の矯正前と後のものです。骨格の歪みは様々な不調を作ります。(許可を頂いて撮影しました。)

          Before

After

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