【豆乳って体にいいんですよね?】 

以前からよくいただく質問なのですが、「大豆」についての問題も含めてお伝えします。

そもそも豆乳が頻繁にスーパーの棚に見られるようになったのは1990年代ごろからだと思います。

それまでは「豆乳」ってなに?という感じでしたよね。

牛乳に比べてなんだか太らないヘルシーなイメージで宣伝され、味も飲み易くなりあっという間に定着したイメージがあります。

これ、もともとアメリカで健康志向のブームに乗ってソイビーンズのミルクとして発売され爆発的なブームになったのですが、2000年に入ってから米国心臓協会が「大豆が健康食品だというのは間違いだった」との見解を発表され、豆乳を始めとする大豆製品離れが欧米で起こりそれに伴いアーモンドミルクやライスミルクなどが注目されるようになったのですが、日本ではそういった情報は報道はされずいまだに「豆乳だからヘルシー」と飲まれている方が多いのです。

では、豆乳の何が問題なのかというと2点あります。

① 大豆に含まれる毒素が残留している

② 遺伝子組み換えの大豆

日本人は古来からミネラルや食物繊維を豊富に含んだ大豆にある生物毒を排除するための方法を知っていました。それが発酵や水煮にする事です。

味噌や納豆、醤油、豆腐など加工することでたんぱく質の消化を妨げるトリプシン抑制物質や甲状腺の機能を低下させるゴイトロゲン、ミネラルの吸収を妨げるフィチン酸塩、ホルモンバランスに悪影響を及ぼすエストロゲン、アルミニウムやマンガンなど大豆が持つ外敵から身を守るための「種子毒」を排除し安全なバランス食として摂取してきました。

豆乳は大豆を煮てそれを絞った状態の物ですのでこれらの物質は全て残留してしまいますよね。

しかも豆腐や納豆と比べて液体状なので摂る量も大量になります。

もう一つが日本で流通している大豆の9割が輸入された「遺伝子組み換え」だという点です。

害虫に食われないように動物の遺伝子を掛け合わせて遺伝子操作された大豆にグリフォサートという強烈な毒性を持つ除草剤をかけてできた大豆はいただけないですよね。

あとはスーパーで売っている安い納豆は薬品で発酵を早めさせていたり、納豆菌自体も遺伝子組み換えなんです。

巷で人気のプロテインやソイパティ、ベジミートなどもオーガニックと表示されていても有害物質の残留は避けられません。これらの大豆の搾りかすから作られたものは精製の過程で「ヘキサン」というベンジン系の化学物質を使っており、その危険性も指摘されています。

特にプロテインは精製することで吸収を高めるように作られているので腎臓に悪影響を及ぼします。

(プロテインは大豆由来 ホエイ由来に関わらず飲むのは避けてください。正確な摂取量を測定せずに適当に飲んでいると深刻な問題を起こします)

豆乳は一回の摂取量が多いからだと思いますが、イソフラボンという女性ホルモンに影響する物質を過剰摂取してしまい 結果、月経異常や子宮筋腫、胎児や赤ちゃんの生殖機能の発達に悪影響を及ぼすという報告もあります。

いろいろ上げていくときりがないのですが、簡単にまとめると

大豆製品は国産のものを選ぶ(国内で生産された大豆は遺伝子組み換えではありません)

味噌、納豆、醤油、豆腐 以外の大豆製品は避ける

ということになりますね

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