ぎっくり腰になりそうで緊急受診された、仕事をバリバリに頑張っている40代の会社勤めの女性のエピソードです。
今回は日本昔話風にお伝えしてみようと思います。
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昔々青葉村という所におせんちゃんという働き者のおなごがおったそうじゃ。
おせんちゃんは日頃から身体の事に大層気を遣っておって食べ物も質の良い食材を自分でキチンと手間暇かけてかけて作っておったそうじゃ。勿論、甘いお菓子などは一切食べず日々仕事に励んでおったそうじゃ。
そんなおせんちゃん、ある日突然腰が痛くなり寝ても立っても辛い状態になったので慌てていつも行っている桜台村の治療師の爺さんの所へ行ったそうな。
「腰が痛くなる様な事をした覚えがないのですが」
「痛くなる前に何か食べておらんか?」
治療師の爺さんはお腹を触るなりそう聞いた。
「えっ! じ、実は、、、痛くなる前日家族の者が買っていた“ポテコ“(ポテトのお菓子)をいけないと分かっていたのですが、最近疲れていてとても久しぶりにチョットだけ食べたらめちゃくちゃ美味しくて、つい、、、
爆食いしてしまいました!
でも、それがぎっくり腰と何の関係があるのですか?」
「大有りじゃ!まず、成分表示を見てみなさい。植物油脂とあるのは南蛮で禁止されているトランス脂肪酸だし食塩というのは精製塩の事で、砂糖が肝臓や膵臓に負担をかける様に腎臓にダメージを与えるのじゃ。こんな物を大量に食べたら、今まで良質な物しか食べていなかった分 腎臓には大きな負担になり、その反応が腰に出たというわけじゃ。」
そういうと治療師は静かに内臓と背骨や骨盤を何箇所か調整して、
「動かしてみなさい」
おせんちゃんは立ち上がるなり
「痛く無い!」
「これからあなたの身体がさらに治していってくれるから、この後良質な果物と水と非加熱の蜂蜜を摂っておきなさい」
こうしておせんちゃんは無事動けるようになり、もう二度とジャンクな物を食べないと心に誓ったのだそうじゃ、
めでたしめでたし。
(Part2に続く)
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